
衛生士だより「入れ歯の取り扱い」
2016年11月11日 衛生士だより「入れ歯の取り扱い」 はコメントを受け付けていません。・新しい入れ歯を入れた直後は。
足を折ってしまった場合を考えてください。治療の為に、ギブスを約2ヶ月間つけます。治癒期間を終えてギブスをはずす時がきました。ギブスが外れたときに、果たして直ぐに普通に歩くことが出来るでしょうか?ましてや、走れるのでしょうか?出来ませんよね。
ギブスをはずしてから、リハビリが必要になります。入れ歯が入った直後は、ギブスをはずした時と同じなのです。やはりリハビリが必要です。軟らかい物から噛む訓練を始めます。もしも痛い場合は、我慢しないで診せていただければと思っております。
・義歯(入れ歯)の扱いは丁寧に
患者さまがベストな状態で使っていただけるようにお作りしています。ご自身で勝手に削ってしまったり、バネを調整してしまうと、より一層合わなくなってしまいます。また落としたり、熱湯・火に近づけてしまうと、割れや変形を起こす場合がありますので、ご注意ください。
・つねに清潔に
食後は、必ずはずしてブラシで洗いましょう。また就寝時には、義歯(入れ歯)専用の洗浄液につけるか、水で洗って乾燥しないように水中に保管しましょう。
義歯の洗浄では、ブラシで洗ってはいけません。義歯の素材とブラシの素材は同等の硬さを持っています。入れ歯の表面を削り取っていることになってしまいます。義歯がゆるくなる原因の一つになっています。専用の洗浄剤をご使用になって清潔にお使いください。