若々しい笑顔になれる選択肢
「第二の永久歯」とも呼ばれます。
歯を失ってあきらめていた食事や会話を
再び心から楽しめるようになります。
インプラントの仕組み
その上から人工の歯を被せることで、ご自身の歯のように噛めるようにする治療法です。


早めのインプラント治療を
オススメする理由
- 理由1:
- 歯を失ったまま放置すると、噛み合わせが悪くなるだけでなく、周囲の健康な歯に負担がかかり、さらなる歯の喪失につながる可能性があります。
- 理由2:
- 歯を失ったままにしておくと、顎の骨が痩せてしまい、インプラント手術だけではなく骨造成手術が必要になる場合があります。
- 理由3:
- 入れ歯や差し歯のような違和感が少ないため、発音が安定して会話が楽しめます。
- 理由4:
- 天然歯と同じように噛めるので、食事の選択肢が大幅に広がり、栄養バランスの取れた食生活を送りやすくなり健康にも良い影響を与えます。
口腔内の状態が悪化すると、事前治療やインプラント本数の増加が必要となり、結果として治療期間が長引くだけでなく、治療費も高額になります。
インプラントの
メリットとデメリット
- しっかり噛んで食事ができる
- 口腔内の違和感が少なく自然な会話が可能
- 周囲の歯に負荷をかけない
- 長期間使用できる
- 保険適用外のため、治療費が高額
- 治療期間が比較的長い
- 外科手術が必要
- 定期的なメンテナンスが必要
- 1. ご相談・カウンセリング
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インプラント治療を検討されている理由や、抱えているお悩みについてお伺いし、お悩みを解決するための最適な治療法を一緒に探していきます。
インプラント治療は、お口の中の状態だけではなく、全身の健康状態にも大きく関係します。そのため、喫煙の有無やお身体全体についても詳しくお伺いすることがあります。 - 2. 診察・検査と治療の説明
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インプラント治療を安全に行うため、事前の診察と検査・診断が不可欠です。
当院では、歯科用CTによる3D画像でお口の中の状態を正確に把握し、精度の高い画像診断と医師の診察経験を組み合わせることで、より安全で確実な治療計画をご提案します。-
お口の状態の診察
虫歯や歯周病、その他のトラブルがないかを確認します。虫歯や歯周病を放置したままではインプラント手術に影響を及ぼす可能性があります。
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レントゲン検査・CT検査
従来のレントゲンは顎の状態を平面でしか捉えられませんが、歯科用CTは顎の骨を三次元の立体画像で詳しく分析することが可能です。これにより、インプラントを安全に埋入できる顎の骨の厚みや密度などを正確に把握します。骨の量が不足している場合には「骨造成(骨の量と厚みを増やす手術)」によって必要な骨量を確保することでインプラントの埋入が可能となります。
骨造成骨造成とは、足りない骨を増やす外科的処置の総称です。
歯周病や加齢によって顎の骨が薄くなったり、足りなくなったりした場合、インプラントが骨から突き出たり、歯肉から露出したりするリスクがあります。骨造成手術では、人工の骨補填材や自分自身の骨を使って骨の量と厚みを増やします。その後、数ヶ月かけて骨が再生・定着するのを待ち、インプラントを埋め込みます。代表的な骨造成方法- ● GBR法(骨誘導再生法)
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GBR法は、インプラント治療を安全に行うために、顎の骨を再生させる手術です。
虫歯や外傷で歯を失ったり、歯周病などで歯槽骨*が痩せた場合、インプラントを埋めるのに十分な骨の幅や高さがないことがあります。 そのような場合にGBR法を行います。この手術では、まず歯肉を剥がし、骨を増やしたい部分に人工の骨や粉砕した自分の骨を入れます。そして、専用の膜で覆い、骨が再生するのを待ちます。
*歯の根を支えている顎骨 - ● ソケットリフト
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ソケットリフトとは、上顎の奥歯の骨が足りない場合に、インプラントを埋め込むための骨を増やす手術です。
この手術は、歯ぐきを小さく切開し、骨に小さな穴をあけて行います。そこから特殊な器具を使い、上顎洞*の粘膜をそっと持ち上げてできた隙間に骨の材料を入れます。これにより、骨の厚みを増やすことができます。
ソケットリフトのメリットは、手術の範囲が小さいため、体への負担が少なく、出血も抑えられます。また、インプラントを埋め込む手術と同時に行えることが多く、手術時間も短いため、入院の必要もありません。
*鼻の奥にある空洞 - ● サイナスリフト
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サイナスリフトはソケットリフトよりも広範囲に骨を増やす必要がある場合に行う上顎の骨を増やす手術です。そのため、手術の規模が大きくなり、体への負担も大きくなります。この手術では、まず歯ぐきを大きく切開し、上顎洞(鼻の奥にある空洞)の粘膜を慎重に持ち上げます。そこに、患者さんご自身の骨や人工の骨の材料を詰めて、骨の厚みを確保し、複数のインプラントを埋めるのに十分な骨の土台を作ることが可能になります。
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麻酔について
インプラント手術は、歯茎を切開して人工歯根を顎の骨に埋め込むため、強い痛みを伴います。そのため、麻酔は欠かせません。一般的に、インプラント手術には局所麻酔が用いられます。意識があるので医師とコミュニケーションもとりやすく、局所的な麻酔のため身体への負担が少なくてすみます。
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お口の状態の診察
- 3. インプラント埋入手術
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顎の骨にインプラントを埋込み、歯茎を縫合します。
口腔内スキャナーや歯科用CTを使って取得した口腔内の詳細なスキャンデータから、インプラントの最適な埋入位置、角度、深さなどをシミュレーションし、手術計画を立てます。シミュレーションによって決定されたデータを元に、サージカルガイドと呼ばれるマウスピース状の器具を作製します。サージカルガイドには、インプラントを埋入する位置、角度、深さを正確に定めた穴があいています。サージカルガイドを使うことで、インプラントの埋入がより正確かつ安全になり、手術の精度を高めることができます。-
①麻酔と歯茎の切開
まず、局所麻酔を行い、痛みをなくします。その後、インプラントを埋め込む部分の歯茎を切開し、顎の骨を露出させます。
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②インプラントを埋め込むための穴あけ
専用のドリルを使って、インプラントのサイズに合わせて慎重に骨に穴をあけていきます。
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③インプラント体の埋入
あけた穴にインプラント体を埋め込み、しっかりと固定します。
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④歯茎の縫合
インプラントを埋め込んだ後、歯茎を元に戻して縫い合わせます。
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⑤治癒期間
数ヶ月の間、骨とインプラントの定着を待ちます。
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①麻酔と歯茎の切開
- 4. アバットメント連結手術
- インプラントが顎の骨としっかりと結合したら、歯茎を少しだけ切開してインプラントの頭を露出させます。そこにインプラントと人工歯をつなぐ支柱のような連結部品のアバットメントを取り付けます。アバットメントが安定し、歯茎の傷がふさがるまで、2〜3週間ほど待ちます。
- 5. 人工歯の型取り・かみ合わせの調整
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アバットメントを装着し歯茎の傷がふさがった後、人工歯を作るための型取りを行います。人工歯は、ジルコニアセラミック素材が一般的に使用されています。ジルコニアは強度が高く、天然歯に近い硬さを持つため割れや欠けが起きにくく、見た目も自然で生体親和性が高い素材です。
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①型取りと人工歯の作製
口腔内スキャナーで得られた歯型データをもとに、人工歯型を作製します。
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②噛み合わせの確認と調整
完成した人工歯を一度装着して、噛み合わせに問題がないか、高さや形に違和感がないかを確認します。必要に応じて、削るなどして微調整を行います。
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①型取りと人工歯の作製
- 6. メインテナンス
- インプラントを長持ちさせるためには、定期的なメインテナンスが非常に重要です。最も多いトラブルが「インプラント周囲炎」で、インプラントの周りに炎症が起き、ご自身の歯の歯周病と同じような状態になります。インプラントは天然の歯に比べて細菌への抵抗力が弱いうえに、初期段階では自覚症状がほとんどありません。そのため、インプラント周囲炎を予防し、インプラントを長期間にわたって安定して使うためには、歯科医院での定期的なメインテナンスが不可欠です。
- ※埋入手術前に骨造成手術が必要な場合は、別途料金が発生します。
- ※インプラント治療前の虫歯・歯周病の治療費は含みません。
- ※確定申告による医療費控除の対象となります。
- ●デンタルローンのご利用も可能です。お支払い方法は、ご来院時にご相談ください。
保証について
・インプラント体:5年
・上部構造:3年
〈保証適用条件〉
・定期的なメインテナンスのために来院すること
- 治療に年齢制限はありますか?
- 一般的に顎の成長が落ち着く18歳以上から治療可能です。高齢の方でも健康状態およびお口の状態によりますが治療可能です。
- 定期的なメインテナンスではどんなことをしますか?
- 虫歯・歯周病・インプラント周囲炎の有無や、インプラント装置や被せ物・詰め物などの異常がないか口腔内をチェックします。
- インプラントの寿命は、何年くらいですか?
- インプラントの平均寿命は一般的に10年~15年とされています。適切なケアと定期メンテナンスにより、20年以上快適に使えることも珍しくありません。
- 金属アレルギーでも治療できますか?
- インプラントは主にチタン製です。金属アレルギーがあっても多くの場合は治療可能ですが、カウンセリングの際にお申し出ください。
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